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ウィッグにはさまざまな種類がある
ウィッグと一口に言っても、用途や素材、形によってさまざまな種類があります。まず用途に関しては、医療用とファッション用の2つに大きく分けることができます。医療用ウィッグは、病気治療などで髪が抜けたり薄くなった際に使用することを目的としたウィッグです。髪が抜けたことを隠すためのものなので、より本物に近く見えるような丁寧な造りになっているのが特徴であり、通気性を良くするなど頭皮にも優しい作りになっています。ですが医療用ウィッグは、高いクオリティによって造られているため値段も高くなってしまいます。一方のファッション用ウィッグは、ヘアアレンジを楽しみたい場合などに使用することを目的としたウィッグです。医療用のものと比べると、価格が安く、種類も豊富であるというメリットがありますが、人工毛を使用している場合も多いため見た目が不自然になることもあります。
次に、ウィッグの素材に関しては、人工毛と人毛、そして人毛ミックスの3つに分けることができます。人工毛は、ポリエステルなどの化学繊維を使用して造られたものであり、値段が安くメンテナンスも簡単にできるというメリットがあります。しかし、人毛と比較すると見た目が不自然になりがちで、熱に弱いというデメリットがあると言えるでしょう。そして人毛は、人間の髪の毛を使用したものであり、見た目が自然で熱にも強いというメリットがあります。ただし、色落ちしてしまうことやメンテナンス費用がかかるなどのデメリットがあると言えるでしょう。さらに人毛ミックスは、人毛と人工毛をミックスしたものであり、人工毛より自然に見えるというメリットがありますが、人工毛よりはメンテナンスの手間がかかります。
ウィッグの形に関しては、フルウィッグやエクステ、そして前髪ウィッグやヘアピースなどの種類があります。フルウィッグは、頭全体を覆うように装着するタイプであり、自分の髪の毛とは違うスタイリングを行ったり、ヘアスタイルのイメージをガラリと変えることができます。そしてエクステは、自分の髪につけ足すことで髪を長く見せることができるウィッグであり、ショートヘアをロングに見せたい場合などに使用します。エクステは装着が比較的簡単であり、クリップで止めて自分の髪と馴染ませることですぐに装着することができます。さらに前髪ウィッグは、前髪専用のウィッグであり、装着することでヘアスタイルの印象を大きく変えることができます。そしてヘアピースは、ポニーテールなどにしたい場合に使うものであり、自分の髪に付けたすことで思い通りのヘアスタイルにすることができます。